2021/10/21

過去問の"使い方次第"で、順位も変わる
解き始め、解き直しで気をつけたいポイント5選

在校生 修了生 過去問 模試

使い方を変えるだけで変わった、
合格時の実際の順位

 2015年度合格 
同志社大学法科大学院・未修 2013年修了

 私は、司法試験を受験した年の1年目は2100番台で、2年目は1900番台で不合格となりましたが、下記2つのポイントを改善して3年目に260番台で合格することができました。
【過去問の使い方を見直す2つのポイント】
  1. 解き終わってから、もう1周解くまで期間が「長い」
  2. 過去問は、「1周だけ」解いて満足している

解き終わってから、もう1周解くまで期間が「長い」

 2015年度合格 
同志社大学法科大学院・未修 2013年修了

 過去問題の1周目を解き終わってから、2周目以降を解き始めるまでに何か月も間隔が空いてしまうと、1周目の記憶がなくなってしまいます。そうすると、記憶が定着するまでに時間がかかる上に解くスピードも上がりません。そのため、過去問題の1周目を解いていた時の記憶がなくならないうちに、2周目以降に早く取りかかることが重要だと思います。解説を丁寧に読みすぎてしまう人などは、気を付けて下さい。

過去問は、「1周だけ」解いて満足している

 2015年度合格 
同志社大学法科大学院・未修 2013年修了

 短答式試験が3科目になったことで、早い人は過去問題を10周程度繰り返し解いて試験の本番に臨むと考えられます。そのため、小手先のテクニックよりも、他の受験生に負けないよう数をこなすことが何より重要だと考えます。

過去問演習を始めるタイミング

 2017年度合格 
甲南大学法科大学院・未修 2017年修了

 短答式試験で問われる知識は条文や判例に関するものが多く、論文式問題を解く上での基礎となるものばかりです。特に未修の人は、はじめは知らない知識ばかりで苦労すると思いますので、早い段階から短答式試験の勉強を始めることをお勧めします。

学習計画を組む時のポイント

 2020年度合格 
東京大学法科大学院・既修 2013年修了

 短期の学習計画をしっかりと組むというよりは、むしろ細切れの時間を利用して、ほぼ毎日長期的に少しずつ取り組むようにしていました。試験直前期でもこのペースはほとんど変えませんでした。

過去問題"だけ"に集中しすぎない

 2020年度合格 
甲南大学法科大学院・未修 2017年修了

 過去問だけ解いていても新しい問題に対応できないため、択一式試験用の六法等を活用し、苦手な分野の解説を重点的に読んだり、直前期には素読をしたりました。 新しい問題にも対応できる TKC主催模試の詳細を見てみる

"合格への到達度"をチェックする機会を
設けよう

 2015年度合格 
同志社大学法科大学院・未修 2013年修了

 司法試験合格への到達度をチェックするためにTKCの「全国実力確認テスト」を利用すると良いと思います。「全国実力確認テスト」で司法試験の合格者平均点を超えていると、本試験でも必ず高得点が取れるはずです。TKCの模試は、学習のペースメーカーとしても有用です。 

客観的な自己分析で、合格に繋げよう

 2017年度合格 
甲南大学法科大学院・未修 2017年修了

 私も、未修1年次から「[短答式]TKC全国実力確認テスト」を利用し、定期的に短答式試験の問題演習に取り組むようにしていました。TKCは定期的に模試を実施しているだけでなく、詳細な結果分析をするための資料も提供されます。そのため、自分の成績や苦手分野を確認するだけでなく、他の人の正答率等を知ることで、客観的に自己の位置を知ることが出来、大変有用だと思います。
時期ごとに受験目的を明確にして、
自分の実力確認をしよう
"合格への到達度"のチェックとして活用されている、「全国実力確認テスト(短答式)」は、年に3回実施しており、受験する時期に応じて目的を明確にすると、模試受験後の復習法や日々の取り組み方も変わります。まずは、昨年TKC模試で出題された問題が1問1答の〇×形式で解ける TKC司法試験模試チャレンジで今の自分の実力試しをしてみませんか
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