2024年(令和6年)司法試験の
実施日程は
2024年(令和6年)司法試験の実施日程は、5月実施から変更となり、
2024年(令和6年)7月10日(水)、11日(木)、13日(土)、14日(日)で実施すると
法務省HPにて発表されています。
短答式試験の合格発表は8月1日(木)、合格発表は11月6日(水)です。
【2024年(令和6年)司法試験の実施日程】
試験日程 |
試験科目・試験時間 |
7月10日(水) |
論文式試験 |
選択科目 (3時間) 公法系科目第1問 (2時間) 公法系科目第2問 (2時間) |
7月11日(木) |
民事系科目第1問 (2時間) 民事系科目第2問 (2時間) 民事系科目第3問 (2時間) |
7月13日(土) |
刑事系科目第1問 (2時間) 刑事系科目第2問 (2時間) |
7月14日(日) |
短答式試験 |
民法 (1時間15分) 憲法 (50分) 刑法 (50分) |
まずはステップアップしやすい、目標設定
から
2019年度合格
関西学院大学法科大学院・未修 2017年修了
私は、
12月までに合格点を確保することを目標にして、昨年度の司法試験が終了した翌月の6月から司法試験の勉強を始めました。択一については、
平成23年から平成30年までの過去問を8月までに9割解けるまでにすること、論文については、平成28年から平成30年までの過去問の合格答案を研究し、起案した答案を予備校の先生に見てもらい、
8月までに合格答案が書けるようにすること、を目標に勉強スケジュールを立てました。
目標設定が難しい場合は
2019年度合格
予備試験合格
勉強計画について、
試験・模試の日程から逆算して考えていくのが重要だと思います。模試の日程などは去年の例を参考に、
いつ頃に実施されるかを把握しておき、
出来るだけ早い日程で受験しましょう。模試を受験する時期が遅いと、
充分な復習期間を確保できなくなってしまいます。
TKC模試の実施日程で想定すると
株式会社TKC主催の司法試験模試を例に挙げると、年に3回「
【短答】全国実力確認テスト」を、直前期に「
【論文・短答】全国統一模試」を実施しています。もしこれから出来るだけ早い日程で模試を受験するなら、
9月実施の「
第1回TKC全国実力確認テスト」が一番早く実施される模試になりますので、この模試受験を目標に、勉強計画を立てていきましょう。
※司法試験実施日に合わせて、TKC模試実施日程も変更となる可能性があります。
【令和5年度TKC模試実施(予定)】
模試名 |
実施期間(予定) |
9月実施 【短答】第1回全国実力確認テスト |
9月1日(金)~10月3日(火) |
12月実施 【短答】第2回全国実力確認テスト |
11月24日(金)~1月9日(火) |
実施時期調整中 【論文・短答】全国統一模試 |
調整中 |
実施時期調整中 【短答】第3回全国実力確認テスト |
調整中 |
年間の模試実施日は TKC主催の司法試験模試の詳細を見てみる
勉強計画の立て方は、"大雑把" がコツ
2019年度合格
慶應義塾大学法科大学院・既修 2019年修了
勉強の計画の立て方については、計画に縛られて学習が停滞しないよう、
大雑把に週単位でやることを決めていました。
1日のスケジュールは、基本的に
午前中から日中にかけて論文答案の作成等を行い、
夜は短答の演習を行っていました。論文答案の作成は非常に体力を消耗するため、
1日のうち比較的元気な午前中にやることをオススメします。一方で短答は、本番では3日間論文の答案を書き、脳が疲れ切った状態で受けなければなりません。そのため私は練習の段階からそれを意識して、
頭を疲れさせてから短答の勉強をしていました。
1日の勉強スケジュールに、
自分にあった"休み方"を取り入れて
2019年度合格
予備試験合格
1日の勉強スケジュールについて、勉強開始当初は根を詰めすぎてしまいがちですが、
長期戦になるのが前提の試験なので、
休み方のリズムを作って習慣化することが大事だと思います。私は
4時間毎に1時間休憩、
1週間ごとに1日休み、といった習慣でペース付けしていました。
司法試験本番で全力を出し切れる
"勉強計画"がベスト
2020年度合格
東京大学法科大学院・既修 2020年修了
司法試験本番に実力のピークが来るようにしつつ、身体を壊さないように注意しました。具体的には、7時に起床して7時30分~12時に勉強(主に短答式試験問題)、12時~13時昼食、13時~16時勉強、16時~17時昼寝等、17~19時勉強、19時~20時夕食、20~23時勉強、といった生活をしていました。出来るだけ
司法試験本番のスケジュールに生活リズムを合わせることも大切ですが、
睡眠時間をしっかりと確保することが一番大切だと思います。
"定期的な"模試受験は、
勉強計画を練り直すヒントに
司法試験本番に実力が発揮できるよう、日頃から無理のない勉強計画を立てるなら、
具体的な目標設定は必要不可欠です。その目標設定時にポイントとなるのが、
司法試験模試の実施日程です。たとえばTKC主催模試では、年4回定期的に実施していますので、受験時期にあわせて具体的な目標・目的をもって勉強計画が策定でき、受験後も計画を練り直すヒントにもなり、ステップアップしながら合格へ近づきます
2020年度合格
関西学院大学法科大学院・既修 2019年修了
司法試験に合格するために必要なことは、合格ラインと自分の立ち位置を正確に把握し、その乖離をなくすことだと思います。しかし、受験勉強は孤独になりがちなので、自分が受験生全体の中でどのくらいの位置にいるのかを見極めることは難しいと思います。そこで、私は9月、12月の「全国実力確認テスト」や3月の「全国統一模試」を受験し、自分の実力を知るとともに、その結果を踏まえて適宜勉強計画を練り直していました。