メリハリ勉強法に取り組む前に

　2020年度合格　
予備試験合格

　 試験にいつも通り臨むことが重要であるとはよくいわれますが、それで合格するには「合格できる勉強」を日々行っていることが前提です。まずは、「合格できる勉強」、「自分が安心して本番を迎えられる勉強」を考えましょう。

今からでも遅くない、メリハリ勉強法３選

１過去問演習時は時間を計る

　2019年度合格　
学習院大学法科大学院・既修 2016年修了

　司法試験に向けた本格的な勉強としては、司法試験受験の年の１月頃から過去問を中心に答案をしっかり作成することに集中して取り組んでいました。過去問は、時間を計って時間内に書かないと効果がありません。私は、過去問演習の際にはストップウォッチを持参して、時間になるとブザーがなるよう設定しながら取り組んでいました。

２アドバイスは積極的に求める

　2019年度合格　
学習院大学法科大学院・既修 2016年修了

　過去問は、合格者の方に添削してもらうことが大事です。 合格者の方に答案のアドバイスをいただくことが点数ＵＰにつながると思います。合格者の方から、時には耳の痛いダメ出しをされたこともありますが、本番で失敗しないようにするためには、今のうちに失敗しておいたほうがいいと思い、いただいたアドバイスには積極的に質問をして、同じミスを繰り返さないようメモを取っていました。

３基本書から"判例"に切り替える

　2019年度合格　
学習院大学法科大学院・既修 2016年修了

　私の場合、３月頃からあまり基本書は見ないようにしました。それよりも、基本的な判例を読みながら、どのような点が争点になっているのか、原告の請求や訴訟物は何か、判旨とどのように対応しているかなどをチェックしていました。

基本的な判例を読む時に役立ったもの

　2019年度合格　
学習院大学法科大学院・既修 2016年修了

　基本的な判例を読む時に役立ったのが、ＴＫＣの判例検索データベース（ＬＥＸ/ＤＢインターネット）です。ＴＫＣの判例検索データベースでは、判例百選では記載されていない詳細な事実や判旨を調べることが可能で、類似の判例もすぐに検索できるため、判例検索や判例研究の際には、とても重宝しました。 ＬＥＸ/ＤＢインターネットとは 修了生サポートシステムの詳細を見てみる

自信のない勉強は早めの切替えて

　2020年度合格　
予備試験合格

　やってみてやはり違うと感じたら、恐れずに方向転換しましょう。自信のない勉強に費やす時間程もったいない時間はありません。あとは、毎日着実に計画を進めましょう。そうすれば合格できると思いますし、合格できなくても諦めがつくくらいすがすがしい気持ちになれると思います。