2023/11/08

論文試験で不合格とわかったら
立ち直る時に最初にやってほしいこと

在校生 修了生 過去問
 

「不合格」とわかって、最初にすること

 2022年度合格 
法政大学法科大学院・既修 2021年修了

 今年、残念ながら不本意な結果だった方については、まずはなぜ合格できなかったのか自己分析をすることが大事だと思います。

立ち直るために必要な「自己分析」「敗因分析」

 2022年度合格 
立命館大学法科大学院・既修 2019年修了

 複数回受験されている方は、不安や心理的ストレスで勉強に手がつかないという方もいらっしゃると思う。また、何をやればいいのかわからなくなることもあろう。
困惑している受験生  そんな時、私は「考えても結果が変わらないことは考えない」「起きてもいないことの心配はしない」ようにしていた。まずは、敗因分析を徹底的にやってみてほしい。具体的に考えれば、具体的にやるべきことは見つかってくる

「自己分析」3つのポイント

  1. 知識面に不安はないか
  2. 答案に足りないものはないか
  3. 途中答案になっていないか

知識面に不安はないか

 2022年度合格 
北海道大学法科大学院・未修 2019年修了

 私の場合、これまで毎回短答式試験の得点が低かったこともあり、そもそも私自身の理解に誤りがあるのではないかと疑いました。

「基礎知識」への不安解消

 2022年度合格 
北海道大学法科大学院・未修 2019年修了

 再スタートした最初の1カ月のうちに全科目で基礎知識の誤解がないか、基本書を読み直すなどして徹底的に確認しました。その作業を終えてから改めて過去問分析や弱点克服のための演習に取り組みました。 基礎知識を習得する受験生 基礎知識は正しく習得できてる  TKC主催模試の詳細を確認する

答案に足りないものはないか

 2022年度合格 
南山大学法科大学院・既修 2019年修了

 私は、既修者として入学したので知識面での不安はあまりなかった。しかし、それだけでは合格に至らなかった。そこで、答案に何が足りないかを「出題の趣旨」「採点実感」をもとに、先輩や同期の受験生に見ていただいて徹底的に突き詰めた。その結果、知識に頼りすぎて問題文から離れてしまう、いわゆる「引っ張り込み」をしていたことに気づいた。

自分の知識に「引っ張り込まない」対策

 2022年度合格 
南山大学法科大学院・既修 2019年修了

 私の場合、問題文から離れて自分の知識に引っ張り込んでいたことが敗因であったため、とにかく問題文から離れず事実を追っていくことを過去問の演習で繰り返した。そうすることで、問題点とそれに対応して拾うべき事実が分かってきた。本試験で全科目においてこれを実践できたわけではないが、確実に拾うべき事実を拾った量が増えたことで、今回は合格に至ったと思っている。 起案のコツを掴んできた受験生

途中答案になっていないか

 2022年度合格 
予備試験合格者

 個人的な経験から申し上げますと、司法試験の問題は確かに難しいです。初見の際には予備試験と比較してあまりにも長い問題文と答案用紙の量に面食らうかもしれません。私も最初は途中答案になってばかりでした。

「途中答案」への対策

 2022年度合格 
予備試験合格者

 長い問題文への対策としては、まず予め時間配分を決め、時間内に答案を書くようにすることで対応できると思います。ただやみくもに答案を書くだけでなく、分析的な視点をもって問題文を読み、それを時間配分に生かすこと。練習や事前の準備ができていれば案外楽なのが司法試験ではないかと思います。 途中答案対策する受験生

心身共に健康的に過ごせているか

 2022年度合格 
予備試験合格者

 体調を崩してしまっては元も子もないため、睡眠や食事は何よりも大事です。今思うと当たり前のことですが、受験前の精神状態だと意識できていないおそれもあります。

 2022年度合格 
立命館大学法科大学院・既修 2019年修了

 複数回受験生は、現役生よりもメンタル面で心が傷つきやすいと思います。不合格は、合格までの一つの過程にすぎません思い詰めすぎないように普通に勉強を続けることを意識してください。

まとめ

 2022年度合格 
予備試験合格者

 司法試験受験までの学習において、私は人と自分を比べてしまい落ち込むことが多くありました。基本書を読み込み豊富な知識を持っている人を見ると、自分の知識のなさに絶望したり、とても優秀であるにもかかわらず一日中自習室で学習している人を見ると睡眠時間や食事時間も惜しくなったりしていました。しかし今振り返って考えると、学習の方向性さえ間違っていなければ自分の学習スタイルを貫いて学習を継続することのほうが重要だと感じています。学習や生活のスタイルは、人によってそれぞれ異なります。
 ですから、受験生の皆さんには、自分らしい方法で、健康に十分気を付けて頑張ってほしいと心から思います。
後悔するその前に、
自分の弱点の早期発見と対策を
「自己分析」は、自分の弱点の早期発見につながります。論文式試験はもちろん、短答式試験で確実に点数が取れるよう、昨年TKC模試で出題した問題が無料で解ける「 TKC司法試験模試チャレンジで、今の自分の実力を試してみましょう
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