2022/01/06

司法試験の模試は受ける 受けない
焦っている人ほど受けて欲しい3つの理由

在校生 修了生 模試

模試を受験する価値はある

 2021年度合格 
早稲田大学法科大学院・既修 2021年修了

3月に行われたTKCの「全国統一模試」を利用しました。決して安くはない受験料を払い、直前期に4日間も使って受ける価値があるのかと疑問に思う方もいるかもしれません。しかし私は、直前期で実力に不安を感じて焦っている人ほど受けるべきだと思います。普段の勉強の中で、本番と同様の日程で全科目答案を書く機会はほぼないと思うので、本番のシミュレーションとしてだけでも十分な価値があります。

直前期に模試を受験した理由とは

 2021年度合格 
中央大学法科大学院・既修 2017年修了

私も3月にTKCの「全国統一模試」を受験しました。「全国統一模試」を受けた理由は、以下の通りです。
  1. TKCの模試が数ある模試の中でも受ける人数が多いため、本番の試験により近いかたちで現在の自分の立ち位置を確認できる
  2. 実際の試験会場で受験することにより、本番と同様の臨場感を味わいながら答案を書ける
  3. 本番と同様のスケジュールで行われるため、試験場までの行き方やどのくらいの疲労具合になるかを事前に確認できる

現在の自分の立ち位置を確認できる

 2020年度合格 
広島大学法科大学院・既修 2019年修了

TKCの主催する模試は規模が大きく、受験者も多いため、司法試験受験生の中における自身の位置を相対的に把握するのに大いに役立ちました。受験生集団における自身の位置をある程度正確に把握しておくと、学習の指針も立てやすくなります。私は他人よりも何がどの程度出来ないのか、あるいは何がどの程度出来るのかについて、模試の結果等から出来る限り客観的に分析し、不合格となり得る要因を排除するように学習を進めていきました。

実際に立ち位置を見誤っていたことも

 2021年度合格 
京都大学法科大学院・既修 2021年修了

当初受験する目的は、「自分の位置を確かめる」というより、「本番形式の試験に慣れる」という程度に考えていました。そのような状態で受けた模試の結果は、短答・論文ともにD判定の、合格圏外でした。この模試の結果と本番での合否の相関関係は強いと聞いていたため、結果にかなりショックを受け、自分の位置を見誤っていたことを深く後悔しました。それと同時に、「このまま順当にいけば不合格である」という事実が脳裏によぎり、今できることを100%の力でやらなければ話にならないと思い、必死に勉強に取り組むようになりました。

本番を想定した環境で答案を書ける

 2021年度合格 
予備試験合格

予備試験の答案は書き慣れていたものの、フルで司法試験の答案を書いて添削を受ける経験はほとんどありませんでした。この模試で初めて本番の試験通りの時間で起案しましたが、予備試験の感覚で書くとあまり量がかけず、できる限り問題文の事実を書かないと書き負けると感じることとなりました。その一方、本番でもどの程度書けば答案8ページを有効活用できるかを、なんとなく掴むことができました。

1人で答案を書く時との違いは

 2021年度合格 
中央大学法科大学院・既修 2021年修了

実際に受けてみて、やはり1人で答案を書くのと模試で周りの受験生と一緒になって答案を書くのとでは、緊張度や疲労具合が異なると感じました。

会場への行き方や疲労具合が確認できる

 2021年度合格 
関東学院大学法科大学院・未修 2018年修了

「全国統一模試」は実際に司法試験と同じ環境で受験できるため、非常に参考になります。具体的には、本試験会場の雰囲気や机や椅子、隣の受験者の様子等を含めた受験環境直前の勉強内容疲労度等です。

早めの受験で、司法試験の会場選びの
参考に

 2021年度合格 
関東学院大学法科大学院・未修 2018年修了

出来れば2年次の段階で確認し、実際に司法試験を受験する際の会場選びや休息方法の参考にできると良いと思います。模試で五反田と日本橋、本試験は日本橋と同じTKPの会場である仙台で受験しましたが、圧倒的に仙台がオススメでした。

会場受験が難しい場合は、在宅受験で
シミュレーションを

 2021年度合格 
京都大学法科大学院・既修 2021年修了

新型コロナウイルス感染予防のため自宅で受験しましたが、本番と同じタイムスケジュールで問題を解けたことで、本番のシミュレーションをすることができたのが良かったです。

年に一度の試験だからこそ、万全な体制で
臨もう

 2019年度合格 
早稲田大学法科大学院・既修 2018年修了

私もTKCの「全国統一模試」を受験しましたが、本番と同じタイムスケジュール同じ会場で受けることができたことは、本番のリハーサルとしても大変重要な経験でした。司法試験のスケジュールはハードであるため、一度あの環境を体験しないと本番の感覚はうまく想像できません司法試験は年に一度の試験であるので、できる限り万全な体制で臨むために、少しでも慣れておく方がよいと思います。
模試受験に悩んでいるなら、
今の実力確認から始めよう
TKC主催「全国統一模試」を受験することで、司法試験本番を想定したシミュレーションができたり、現在の自分の立ち位置を把握できたりしますが、もし「受験はまだ早い」「不安だ」「自信がない」と感じているなら、昨年TKC模試で出題した問題が無料で解ける「 TKC司法試験模試チャレンジで、まずは今の自分の実力確認から始めてみませんか
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